#35 清少納言『枕草子』 ~日記篇・清少納言と定子様の哀しくも美しい関係~

2025

2月16日(日) 18:00~ @オンライン

日本三大随筆を制覇しよう!

第一弾として清少納言の『枕草子』をご紹介しました。

前回は随想篇ということで、春はあけぼの…をはじめとする「○○と言えば」「日常のあるある!」なネタが中心でした。

後半は日記篇。

随想篇でのサバサバ毒舌な印象とはまた違い、宮中での思い出を語る章段では常に中宮・定子様にデレデレです。

・清少納言と『枕草子』(前回の復習)

・初めての宮仕え…失敗ばかりで涙が出そう

・「香炉峰の雪は?」

・清少納言の夫・則光ってどんな人?

・離れていて、言えないけれど…大好き!

・私のことを分かってくれるのは、あなただけ…

宮仕え初日、清少納言は「失敗ばかりで涙が出そう」と弱気です。

前回の毒舌サバサバ系のイメージからは考えられない!

またお仕えする中宮の定子様については「世の中にこんなに美人がいるのか…」という第一印象を残しています。

緊張する清少納言にピンチが訪れます。

中宮様から「我をば思ふや?(=私のこと好き?)」と聞かれたので、「もちろんでございます!!」と即答。

しかし、このタイミング誰かが「くしゃみ」をしてしまった。

現代なら「誰かが噂話をしているね」となるのですが、この時代は「嘘をつくとくしゃみが出る」と考えられていました。

※その他にも色々あります。

これではまるで清少納言の「中宮様大好き!」が嘘ということに…!

あなたならどう切り抜ける?

ドキドキ宮中生活を疑似体験?してみました。

その後、ある雪の日の「清少納言の活躍」、そして宮中から離れて清少納言の夫にまつわるエピソードも。

最後は権力の後ろ盾を失い、寂しく暮らす中宮・定子様にずっと寄り添う姿も。

中宮と女房とう主従関係を越えた「愛」に思わず涙ぐんでしましました。

【トークテーマ】

・新人時代の失敗、先輩・上司に助けられた思い出

・清少納言の夫

・中宮・定子と清少納言の関係

『枕草子』は作者も登場人物の多くも女性。

女子会だと超盛り上がるのですが…性別の制限なく開催するこちらの会ではいつもヒヤヒヤです。

それでも、20代女性主宰者として頑張りました!

お伝えしたいこと、「美人で聡明な定子様と、センス抜群で機転が利く清少納言の絆は最強!」を憧れや敬意を持って取り組みました。

すると、前回あまり共感できない…と感じていた方から「清少納言、見直した!」というコメントをいただきました。

参加者も自分の気持ちや意見を言える時間は大事ですし、どんなことも万人受けないし、共感してもらえないことがあるのは仕方ないけど…

でも「私はそうは思いません」と真っ向から反対意見を言われると、やっぱりモヤモヤを抱えてしまっていました。

でも「私の好きなものを、相手も共感してくれる」ってこんなに嬉しいことなんですね。

随想編とは違った清少納言さまの一面に笑いあり、涙あり…

才能や知識を鼻にかけた偉そうな物言いだと思っていたけれど、当時彼女たちが置かれていた状況や人間性を考えると、ものすごいことなのでは!?

こんな言い回しできない!

この状況でこんな言動とは!

清少納言の映画やドラマを作りたい!!

やっぱり人間が興味を惹かれるのは「人の心」。

(脚色や写本を繰り返す中での相違もあるかもしれませんが)これが全て実話なんだなあと思うと、二人の哀しくも美しい関係が心に浮かび上がってきます。

さすが1000年残る名作。人の心を掴み、動かし続けます。

ご参加いただきありがとうございました。

 

にほんブログ村 その他生活ブログ 一般教養へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました