2月16日(日) 18:00~ @オンライン
日本三大随筆を制覇しよう!
第一弾として清少納言の『枕草子』をご紹介しました。
前回は随想篇ということで、春はあけぼの…をはじめとする「○○と言えば」「日常のあるある!」なネタが中心でした。
後半は日記篇。
随想篇でのサバサバ毒舌な印象とはまた違い、宮中での思い出を語る章段では常に中宮・定子様にデレデレです。
・清少納言と『枕草子』(前回の復習)
・初めての宮仕え…失敗ばかりで涙が出そう
・「香炉峰の雪は?」
・清少納言の夫・則光ってどんな人?
・離れていて、言えないけれど…大好き!
・私のことを分かってくれるのは、あなただけ…
宮仕え初日、清少納言は「失敗ばかりで涙が出そう」と弱気です。
前回の毒舌サバサバ系のイメージからは考えられない!
またお仕えする中宮の定子様については「世の中にこんなに美人がいるのか…」という第一印象を残しています。
緊張する清少納言にピンチが訪れます。
中宮様から「我をば思ふや?(=私のこと好き?)」と聞かれたので、「もちろんでございます!!」と即答。
しかし、このタイミング誰かが「くしゃみ」をしてしまった。
現代なら「誰かが噂話をしているね」となるのですが、この時代は「嘘をつくとくしゃみが出る」と考えられていました。
※その他にも色々あります。
これではまるで清少納言の「中宮様大好き!」が嘘ということに…!
あなたならどう切り抜ける?
ドキドキ宮中生活を疑似体験?してみました。
その後、ある雪の日の「清少納言の活躍」、そして宮中から離れて清少納言の夫にまつわるエピソードも。
最後は権力の後ろ盾を失い、寂しく暮らす中宮・定子様にずっと寄り添う姿も。
中宮と女房とう主従関係を越えた「愛」に思わず涙ぐんでしましました。
【トークテーマ】
・新人時代の失敗、先輩・上司に助けられた思い出
・清少納言の夫
・中宮・定子と清少納言の関係
『枕草子』は作者も登場人物の多くも女性。
女子会だと超盛り上がるのですが…性別の制限なく開催するこちらの会ではいつもヒヤヒヤです。
それでも、20代女性主宰者として頑張りました!
お伝えしたいこと、「美人で聡明な定子様と、センス抜群で機転が利く清少納言の絆は最強!」を憧れや敬意を持って取り組みました。
すると、前回あまり共感できない…と感じていた方から「清少納言、見直した!」というコメントをいただきました。
参加者も自分の気持ちや意見を言える時間は大事ですし、どんなことも万人受けないし、共感してもらえないことがあるのは仕方ないけど…
でも「私はそうは思いません」と真っ向から反対意見を言われると、やっぱりモヤモヤを抱えてしまっていました。
でも「私の好きなものを、相手も共感してくれる」ってこんなに嬉しいことなんですね。
随想編とは違った清少納言さまの一面に笑いあり、涙あり…
才能や知識を鼻にかけた偉そうな物言いだと思っていたけれど、当時彼女たちが置かれていた状況や人間性を考えると、ものすごいことなのでは!?
こんな言い回しできない!
この状況でこんな言動とは!
清少納言の映画やドラマを作りたい!!
やっぱり人間が興味を惹かれるのは「人の心」。
(脚色や写本を繰り返す中での相違もあるかもしれませんが)これが全て実話なんだなあと思うと、二人の哀しくも美しい関係が心に浮かび上がってきます。
さすが1000年残る名作。人の心を掴み、動かし続けます。
ご参加いただきありがとうございました。



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