2026年6月21日(日)18:00〜@オンライン
―人はなぜ、愛を見誤るのか―
人は、「愛されたい」と願う生き物です。
しかしその願いはときに…判断を狂わせてしまうことがあります。
老いた王リアには3人の娘がいました。
リア王は、「最も愛している娘」を見誤り、そしてその選択がすべてを崩壊させていきます。
人は、「自分を大切にしてくれる人」を本当に見抜けているでしょうか。
耳障りのよい言葉に惹かれ、それを「愛」だと思ってしまうことはないでしょうか。
タテマエやウソを見抜けず、本当の気持ちが分からない…
愛に飢え、承認欲求のあまり、言葉に振り回され、判断を狂わされる…
上手くいかない人間関係でお悩みのあなた、『リア王』を通して、立ち止まって考える時間を作りませんか?
・シェイクスピア
・ブリテン王家の三姉妹
・もう一つの家族:グロスター伯爵家
・対仏戦争
まずは著者シェイクスピアの紹介と時代背景の説明から。
有名すぎる人物ですが、その生涯は謎に包まれている部分も多く…
また前回に続き、「ルネサンス期」という時代についても考えてみました。
ペストで多くの人が亡くなり、信仰心が揺らいだ時代。
人間らしさや幸せ、美意識…が絵画だけでなく文学にも表れているんです!
ところで、シェイクスピアの四大悲劇について、4作品全て言えますか??
このブログを読んでいる人なら即答でしょう…『ハムレット』『リア王』『オセロー』『マクベス』です。
でも実は、あの有名な悲劇『ロミオとジュリエット』は入ってないって不思議じゃないですか?
それにはちゃんと理由があるんです。
それは「自分の性格ゆえに引き起こされた悲劇か」というもの…
中世は神や教会の権威が絶対的なものでしたが、ルネサンス時代は人間らしさが重視されていきます。
それって美しいようで、簡単には変えられない「自分の性格」に振り回されることも。
神や運命のせいではない、全ては自分が引き金を引いている…
つまり、悲劇というより「自業自得」な感じがあるんです。
【トークテーマ】
・あなたが娘たちの立場なら?
・盲目となったグロスター伯の気づき
・悲劇は防げたか?
老いた王リアには三人の娘がいました。
退位を決めたとき、娘たちに「誰が一番自分を愛しているか」と尋ねます。
その答えによって国を分け与えようと考えていました。
長女ゴネリルと次女リーガンは心にもないお世辞を並べますが、末娘コーディリアは誠実に「娘として当然の愛情しか言えません」と答えます。
これに腹を立てたリア王はコーディーリアを勘当し、国を長女と次女に譲ってしまいます。
コーディーリアはフランス王に嫁ぐことになり、ブリテンを去っていきました。
しかし、王位を譲った後、長女と次女は態度を一変させ、リア王を冷たく扱います。
裏切られたリアは深く傷つき、すべてを失った状態で嵐の中をさまよいました。
その裏で、王の重臣だったグロスター伯はフランス軍と結託して、長女・次女が支配するブリテンを攻撃させようと画策します。
しかし、彼もまた息子たち(嫡子エドガー&庶子エドマンド)の言葉と本音を見誤り…
今回のトークタイムは「人間関係」について、話題になったと思います。
・ブリテン王家の親子
・グロスター伯爵の親子
・ブリテン王家姉妹
なぜ、そのような発言をしたのか、その言葉の裏に何が隠されていたのか…
自分ならどのような言動をするか…
小人数の教養講座ならではの深読み会になりました!
5~6月はシェイクスピアの四大悲劇を一気読みしました。
人間らしさ全開の作品って面白い!!
ということで、次回は『万葉集』にしたいと思います。
ストレートに感情を表現した和歌を読んで、生きる楽しさを味わいましょう!!



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